歯科医師が綺麗と思う歯と患者さまが綺麗と思う歯は異なるということを念頭に置いて、患者さまのご要望を丁寧に伺うことを心がけています。
人間の歯はもともと純粋な白色ではなく、歯頸部が黄色やオレンジ色からグラデーションになり、先端は微かに紫色がかった色になるのが天然の歯に近いと歯科医師の立場からは考えますが、患者さまによっては真っ白の歯を望まれる方もいらっしゃいます。
そのため審美治療においては患者さまとの話し合いの時間を充分に取り、患者さまのお口に適した歯の色と形を決定してから治療を進めていきます。
患者さまのご意向はできる限り尊重していますが、力学的に無理があるご希望についてはその旨をご説明した上でお断りすることもあります。