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表面麻酔
歯科治療とは切っても切れないもの
それは、、、
浸潤麻酔です
浸潤麻酔とはいわゆる麻酔の注射です
多くの方は経験したことがあると思います
一般的には歯茎に麻酔の注射をします
その時チクっと痛みますね
その麻酔の痛みを軽減するものが「表面麻酔」です
以前より一般的になりましたが導入していない歯科医院も多いのが現状です
ちなみに私自身もあの麻酔の痛みは苦手です
ですので自分が治療される場合は表面麻酔をお願いしたいと思っています
ちなみにこちらです
注射の前に歯茎に塗っています
しばらくすると少し痺れてきます
味は美味しくないです
現在はマスカットに香りのものですが
以前はストロベリーでした
時々変わります
なるべく虫歯や歯周病にならないように
しかし、治療が必要な時はなるべく痛くないように
そう心がけています
2017.07.01
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「伝える」と「伝わる」
最近思うのですがこの「伝える」と「伝わる」の違いは大きいですね
日々の生活や仕事の中で「伝える」べき事はたくさんあります
スタッフにも伝えます。患者さんにも伝えます。業者さんにも伝えます
ただそれが伝わったかと言われると…???なところもあります
もちろん「伝わる」ように話しているつもりですが
相手の心に響いてなければ「伝えた」だけで「伝わって」いないのでしょう
また、いくらこちらが「伝わる」よう話しても相手にその気がなければ伝わりません
これが難しい
それに確実に「伝わる」ためにはある程度お互いに共通するベースが必要なんだと思います
これがあるだけで「伝わる」確立は格段にあがります
出身地が一緒というだけでも親近感がわき相手の話を聞こうとしますよね
共通するベースです
日々の診療や仕事などでも限られた時間の中なるべくコミュニケーションをとり
共通のベースを作れるよう精進いたします
2017.06.17
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御茶ノ水
「プレオルソ」こども歯ならび矯正法のセミナーに出席するため
久々に御茶ノ水に行きました
御茶ノ水といえば我が母校の日本大学歯学部があります
懐かしいです
もう一枚
ちなみにセミナーは日大ではなく
向かいのビルでした
朝から100名を超える先生方が受講していました
どんな内容かといいますと
「こどもの歯や口腔機能の健全な発育を目指す」といったところでしょうか
小さい子の歯ならびが悪かったり口腔周囲筋の発達が悪かったりすると将来矯正が必要になるリスクが高いです
本格的な矯正の前に少しでも自然に機能を誘導することによりよりよい状態に持っていけます
ただ矯正が100%必要なくなるわけではありません
またじっくりと復習をし診療に取り入れていこうと思います
ちなみに東京-名古屋は「のぞみ」で100分ですが
リニアができると40分ですね
もっとアクセスが良くなりますね
2017.06.16
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クリニックのメンテナンス
昨日は普段からお世話になっているユニマットライフさんに
クリニックのカーペットクリーニングをしてもらいました
こちらはクリーニング前日の夜
のぞみ歯科のスタッフで待合室のチェアなどを片付けました
毎日しっかり掃除をしていても取りきれない汚れが目立ってきました
そしてクリーニング後
綺麗になりました
やはりプロは違います
本日よりまた綺麗な待合室となりました
お口もクリニックも普段のケアと定期的なプロフェッショナルケアが大切です
どちらが欠けても予防はうまくいきません
また定期的にクリニックもメンテナンスをしていきます
2017.06.15
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学校健診
6月も中旬になりました。
5月中に終わったところもあると思いますが、学校健診があったのではないでしょうか❓
健診で紙をもらった子、もらわなかった子もいますが、集団健診で、設備もない場所で行うため、どうしても見えない部分があります。
子供の虫歯は親が見てもわからないことも多く、気ずいた時には進行してることも多いのです❗️
この機会に歯医者さんで定期検診を受けましょう
2017.06.14
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スプーンエキスカベータ
スプーン?
エキスカベータ?
普段診療室では「エキスカ」と呼んでいます
いろいろな種類があるのですが今までの経験上サイズを絞って使っています
このようなものです↓
隣の定規と比べると先端がかなり小さいことが分かります
これで何をするかというと虫歯(正確には軟化象牙質)を取ります
虫歯の治療というと思い浮かべるのはあの「キュイーン」と音の出る機械ですよね。
確かにあの機械も使いますが虫歯かどうか判断がつきにくい所では削りすぎることがあるのです
そこでスプーンエキスカベータの登場です
残念ながら歯の表層のエナメル質は削れません
しかし、軟化象牙質(虫歯になっている感染歯質)では威力を発揮します
と言っても最新器具ではありません
ずいぶん昔からあります
エキスカはかなりの優れものなので当院でもほとんどの象牙質の虫歯で使っています
虫歯になった象牙質というのはとても柔らかくなっています
そして、虫歯でない象牙質というのは固いです
エキスカは手指の感覚によりこの感染象牙質のみ除去することが可能です。(う蝕検知液併用)
本当に削りすぎることなく虫歯が取れます
削り過ぎを防げるということは歯や神経を極力残せる可能性が高まるということです
また、治療後に歯がしみるなどの不快症状が出にくいといったメリットのあります
しかし、何せ歯科医師の手で感染歯質と非感染歯質を見分けながら慎重に虫歯を手作業でとることになります
拡大鏡(2.5倍の視野)も使います。神経も使います
そして時間がかかります
ただこの治療に時間をかけなければ数年して虫歯の再発、再拡大が起こるリスクが高くなります
将来の有効に使える時間を確保するためにも治療にかける時間は必要です
そして虫歯にさせないことがなりよりです
口腔内環境を改善して病気の発生を予防しましょう!
2017.06.13
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夏の花壇へ
先日冬前に作った花壇が終わりの時期となりました
今年も夏に向けて花壇が新しくなりました
これからどんどん成長していきます
昨年の夏は結構盛りだくさんになりました
今年も成長を見守りたいと思います
植えたばかりです
2017.06.07
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審美的改善
50代 女性
主訴:見た目が気になる
術前
過去に入れた被せ物などの金属色が気になるということで
来院されました。
確かに笑うと見える範囲にいわゆる銀歯が入っています
これらを治療するのはできますが患者さんのプラークコントロール(ブラッシング)が良くないため
まずは歯周病の治療とブラッシング指導から行いました
せっかく詰め物や被せ物を入れてもご自身でのケアがうまくいかないと
長持ちしません
まずはご自身でコントロールできるようになることが一番です
さて、ブラッシングも順調にうまくなり
歯肉も安定をしてきた段階で補綴治療に踏み切りました
術後
今回治療した歯は上の奥歯(画像の右上3本)と下の奥歯(画像の右下から3本目)の計4本です
かみ合わせは変えずに審美的な治療を行いました。
銀歯と比べると違和感がなくなりました
患者さん自身も満足を得られたようで良かったです。
これから現状維持のため日々のケアと定期的なメンテナンスをしていきましょう
2017.05.16
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フッ化物配合歯みがきの濃度、上限拡大を承認
今春、厚生労働省はフッ化物を配合した薬用歯みがきの濃度を1,500ppm(0.15%)とする高濃度のフッ化物配合の薬用歯磨きを医薬部外品として承認しました。今回の通知前は1,000ppmが市販の歯磨き粉のフッ素濃度の上限でした。今回は海外で採用されている国際基準と同じフッ素濃度を上限としています。この濃度ですと6歳未満の子供は使用不可となってしまいます。この背景として、日本では小児の虫歯は減少傾向にありますが、高齢者の根面う蝕(歯の根本の虫歯)が増加していることがあげられます。小さなお子様がいる場合はフッ素濃度に注意しましょう
2017.05.15
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外傷
70代 男性
主訴:転んで顔面をぶつけ歯がずれた
初診時
転倒時に顔面を強打し前歯のブリッジがずれています
顔面をぶつけた場合主に前歯がダメージを受けることが多いです
口腔内とレントゲンにて歯が折れてしまっていることが確認されました
当日は歯の位置を戻し咬めるような応急処置をし後日抜歯をすることになりました
抜歯後の治療方法は患者さんと相談の上ブリッジを選択いたしました
抜歯
両サイドの歯は金属の土台と折れてしまった歯が見えます
残りの歯はまだ歯肉の中にありますのでこちらも抜歯しました
抜歯後の口腔内
歯を抜くと顎の骨がやせます
顎の骨がやせると見た目が悪くなったり歯ブラシで汚れが落としにくくなります
そのため顎の大きさを維持するためコラーゲンを入れ縫合しています
この上に仮の歯をつけていきます
術後
約3ヵ月間歯ぐきの治りを見ながら歯ぐきが安定したところで最終的なブリッジをつけました
手前3本は歯を抜いていますのでダミーの歯ですが歯肉の大きさは維持されています
2017.05.10